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三芳病院ブログ

5月18日、精神科デイケア“アミーゴ”のメンバーで、卓球の千葉県大会に出場してきました。 s-CIMG4933

ソフトバレーボールの県大会には、アミーゴとして毎年出場していますが、精神疾患を持つ方の卓球の県大会は、今回が初の開催でした。

そのため、“オープン競技”という位置づけでの、シングルスのみの開催でした。

オープン競技であるため、4人～6人の小トーナメントが複数組まれ、その小トーナメントごとに優勝～3位を決める、という形式で行なわれました。

アミーゴからは6名の選手が参加しました。

うち、優勝が1人、準優勝が2人という結果でした。

勝った嬉しさ、負けた悔しさ、試合でこのようにやればもっとやれたのではないかという思い、大会で試合ができる楽しさ、県大会の試合ということでのプレッシャーなど、参加選手からはいろいろ思いも語られました。

日頃は、“就労”や“一人暮らし”など、目標に向かってデイケアの場をどう利用するか、というように、“すでに実際に思い描ける目標”に向かっての、自分はどう行動すべきなのか、ということの話し合いは、メンバーとスタッフとの間で行なうことがあります。

一方で、今回の卓球県大会参加は皆が初めての体験で、参加してみて初めて“実際に思い描ける目標”になったところが、選手もスタッフにもありました。

実体験をすることで目標が実際に描けるような、そのような実体験を積む機会となるような場を今後も提供するような支援ができたら、とスタッフとして感じた、今回の卓球県大会への出場でした。

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