スタッフブログ｜光洋会グループ

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精神科デイケア“アミーゴ”では、精神科で診断される疾患についての学習プログラムが各種行われています。

これまでに、統合失調症、双極性障害、神経発達症についての学習プログラムが行われてきましたが、今回は現在行われている双極性障害に関する学習プログラムについてご紹介します。

各疾患ごとに、“基礎編”と“発展編”をその都度のメンバー構成によって決めていますが、双極性障害は現在基礎編が行われており、基礎的な知識の学習をグループで行なっています。

メンバーは2名です。

新型コロナウイルス感染症の蔓延が危惧されている社会状況のため、室内の各窓を開放し、メンバー間・スタッフ間の物理的距離にも配慮して行ないました。

今回は基礎編の2回目で、“双極性障害とは”というタイトルでの各内容を学習しました。

メンバー2人は、“躁うつ病”という名称にはなじみがあるものの、“双極性障害”という名称は初めて聞いた、とのことでした。

ただ、2人ともすんなり理解なさっている様子でした。

また、今回は自身の躁状態・軽躁状態、うつ状態のエピソードを書き出すワークもありましたが、的確な内容で書き出すことができていました。

「いつも睡眠のことから躁状態が始まる」という理解も語られ、すでに自身の精神疾患について理解できているところがだいぶあるのだな、とスタッフも聞いていて感じられました。

また、「数ヵ月躁状態になっていないのが変な感じ」とも語られましたが、今後も学習をし、正確な知識と、気分の波を管理するための対処法を獲得することにより、双極性の気分の波を小さくして上手く生活していくことに役立ててもらえたらいいな、という思いで、スタッフとしてはこのプログラムを行なっています。

精神科デイケア“アミーゴ”

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