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~輪ッカーリング~

2021.7.14

こんにちは、作業療法です。

プログラムの中にはグループ活動という、集団でゲームを行っています。

ゲームには二人で協力して行う事や、個人戦で行うものがあります。

今回は個人戦で、輪ッカーリングというものを紹介していきたいと思います。

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大きな模造紙に点数が描いてあるのでそれを狙って、輪っかを投げていきます。

輪投げには様々な材質の物があり、滑りやすい物や摩擦が掛かりやすい物があります。

患者様方は材質によって投げ方を変えて、輪投げの様に投げたり、しゃがんで床に滑らすように投げている方がいました。

それぞれのやり方で高得点を目指し、ゲームを楽しめて良かったと思います。

ゲームを楽しんでもらうことだけでなく、患者様には集団内で役割をもって取り組んでいる方もいます。

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役割としては、患者様が投げた輪っかをスタッフと共に拾う事、他の患者様の出した点数を記録していく内容です。

最初の声掛けはスタッフからで、その声掛けに対して手を挙げてくれたり、患者様より「私やりますよ」と自身から声をかけてくれる方がいます。

このように役割をもってもらうことで、退院後の社会生活でも仕事中等自身から率先して手伝ったり、集団内での協調性が養われると思います。

プログラムの最後まで行うことで、本人の自信の向上や達成感の獲得に繋がれば良いですね。

プログラム終了後の片付けもしました。

DSCN1027

輪っかや模造紙の周りの重りをしまったり、写真の様に模造紙を協力して丸めてくれました。

グループ活動では上記の様にゲームを楽しんでもらうことと、役割を持って取り組んでもらうことを重点にして実施しています。患者様の中には気持ちが落ち込んでいたりして、ゲームに参加しているだけでも精一杯というかたもいます。そういった方には見学から始めて、自信がついてきたら行うようにします。集団が苦手な方がいるときは、少し離れた場所から見て過ごします。それぞれの患者様の状態に合わせてグループ活動の時間を過ごしています。

幻聴など症状が普段の生活の中で出てしまう方も参加しています。グループ活動の時間だけでも集中していただいて、その症状から離れられれば良いと思います。

日中はベッド上にいて、寝てしまう傾向にあります。グループ活動をきっかけに離床し活動を促していき、夜はきちんと眠れるように、日々の生活リズムを整えていくこともできれば良いと思います。

 

 

 

 

 


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