月間アーカイブ
作業療法では、毎週火曜日の夕方から創作活動を行っています。普段のプログラムで行っている創作活動とは別に希望者のみで少人数で行っています。
この時間では、それぞれが作りたいものを自由に創作されており、中には編み物などでカバンを作ったり、革細工で細かなデザインでの作品を制作したりされています。
今回はその創作の様子をご紹介します。
持参した色鉛筆を使い、スタッフや患者様と交流をしながら行われています。退院後の話もしながら行い、この創作の時間を使って情報交換などされています。
こちらは巾着袋作りです。手縫いで愛情込め仕上げています。ハンカチやテッシュを入れるのに便利に使われているそうです。
創作活動は、幻聴など陽性症状などがある方は集中して作業に意識を向けることで幻聴から逃れたりすることが出来ています。実際に病棟では幻聴に左右されて不穏な状態である患者様でも作業療法室に来られ、創作を行っている際は静かに集中して行われていることもよく目にします。また、出来た作品をフリーマーケットなどで販売する機会もあり自分で作った作品が売れるという達成感や自信にも繋がっています。
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